現在の位置

H29年度校長のひとりごと

2月23日(金曜日)今日は親子奉仕作業です

 今日は6年生の親子が卒業に向けての行事の一つである奉仕作業をやってくれました。トイレや流しなど、普段子どもが掃除していますが、あらためて大人の手を借りて掃除すると見違えるようにきれいになります。学校はお湯が出ないので水を使っての作業です。冷たい思いをしながらも頑張ってきれいにしてくださいました。そして、平日なのにたくさんの保護者の方が参加してくれました。感謝ですね。学校は助かります。

 どこの学校でも保護者の方のその学校への思い入れは強く、協力を惜しまない態度には頭が下がります。子どもが世話になっているのだから当然ですといってくれます。うれしいですよね。一方で学校は迷惑施設の一つでもあります。都会の学校では校内放送や運動会練習の音楽を校庭に流せないという状況のところもあります。風で舞い上がる校庭の砂を押さえるため散水設備を整え、毎日水を撒いているという学校もあります。それどころか土のない校庭にした学校もあるくらいです。実は自分の実家は、学校のチャイムが鳴り始めても急いで行けば間に合うくらいのそばにありました。うちの親たちはどう感じていたのでしょうね。

 いずれにしても学校は関係者にはもちろん、関係のない人にも理解されるようにならないといけません。注意を払って、井の中の蛙にならないようにしていかないとと強く思いました。

2月19日(月曜日)校長室給食が始まりました

 久しぶりの更新です。いい訳になりますが、いろいろあって手が回りませんでした。ごめんなさい。

 さて、3学期も半ば過ぎ、後半戦に入りました。ここから学校は時間がいくらあっても足りないような忙しさを迎え、一気に年度末を迎える状況になります。職員は卒業式などの行事、本年度のまとめ、来年度のカリキュラム編成と重要事項が重なり、本当の意味での「師走」になります。毎年そうなります。分かっているのなら前もって調整すればいいと思われると思いますが、この時期にならないとできないことが多く、そういうものだと割り切って乗り切るしかないのが学校です。

 そのひとつの行事ですが、今6年生と校長室給食という行事をやっています。これも恒例行事で、7~8人の子どもたちが校長室へやってきて給食を食べながらいろいろお話をします。緊張ぎみで普段とは違う感じの子がいたり、普段どおりの素を出してくれる子もいたりで、この子はこういうところがあったのかと改めて気づくことも多くて楽しいです。

 6年間の思い出を話題にすると、修学旅行で友達と部屋で楽しく過ごしたことを挙げる子が圧倒的に多いです。今の子は旅行慣れしているから特別感が薄いかなと思いますが、家を離れて友達と過ごした二日間は格別なのでしょうね。分かる気がします。

 とりとめのない話をして今日も子どもたちとの給食を楽しみました。

1月22日(月曜日)雪が降ってきました

 お昼を過ぎたころから雪が降り始めました。あっという間に校庭が真っ白です。なんだか積もりそうで、今日の帰りは何とかなると思いますが、明日の朝の登校は少し心配です。ゆっくりでいいから転ばないように気を付けて登校して欲しいです。ちなみに明日は通常登校です。このあたりでは年に何回かは雪が降るのは仕方ないとしても、何年か前のような大雪にならないことを祈るばかりです。

 今日何人かの子どもにもっと雪が降って嬉しいか聞いてみました。雪遊びができるので嬉しいという子と、交通のことを考えるとあまり嬉しくないという子がいました。子どもはみんなもっと降れ、もっと降れかと思いきやそうでもないということが分かり、結構冷静に考えている子もいる現実に、なかなかやるな中丸小の子という気持ちになりました。

 それにしても降りがだんだん強くなってきています。校長室の前の紅梅がいい色の花をつけていますが、その花の上に白い雪が積もり始めました。それだけを見れば風流な景色ですが、現在2時、もう2センチ近く積もっています。状況を見守るしかありません。

 学校はインフルエンザが流行り、先週2クラス学級閉鎖をしました。週が明けてもその勢いは衰えません。衰えないどころか逆に勢いを増し、欠席者が増加しています。明日から新たに学級閉鎖せざるをえない学級も出ました。この雪がいいお湿りになり、インフルエンザの緩和に役立ってくれるころを願うばかりです。

1月12日(金曜日)プラスがプラスをよぶ

 新学期が始まり一週間が過ぎました。今週は休み明けなので、子どものペースが心配されるものですが、問題なし。さすが中丸小と、自分の学校でありながらも感心しました。子どもたちはみんな立派です。

 話は変わりますが、学校の木々の葉は落ち尽くし、校長室の窓からもけやきの梢を透かして空がよく見えます。空の色は日によって青であったりグレーであったり、その混じった色であったりと定まりません。快晴の日の青空だって微妙に違い、当然時間帯によっても変わります。そういった自然の変化を楽しめるゆとりが欲しいと思いますが、気が付いたらもう夜で、その日の空の色さえ思い出せない毎日が学級担任の現実だと思います。自分もそうでした。それでも子どもに向かい合うことは楽しかったです。教師が楽しく仕事をしていないと子どもも楽しくなれません。楽しさが楽しさを生みます。プラスはプラスをよぶということです。

 悪いことが次々に起こることを負の連鎖といいますが、正の連鎖という言葉は聞きません。国民性でしょうか、日本人はマイナス思考しやすいということなのでしょう。何かあると、こうなったらどうしよう、みたいなことを考える傾向が自分にもあります。最悪を想定することは大事だと思いますが、それと同時にものごと明るく前向きに考えるようにしたいものです。プラスはプラスをよぶ、大事にしたいと思っています。

12月12日(火曜日)なかよし給食について

 今日はなかよし給食という行事がありました。異学年の集団でお昼ご飯を食べ、そのあとみんなでゲームをして楽しむという内容です。中丸小では学級学年をばらし、全校児童が16のグループに分かれて活動することがあります。遊んだり、除草作業をしたりします。上の学年の子が下の学年の子の世話をし、仲良く活動しています。高学年は下の学年を楽しませるためにゲームを考えたり、場を仕切ったりしながら時間を過ごします。今日も給食の準備や後片付けや遊びの時間の運営を6年生が受け持つ、5年生は1年生を迎えに行き席に着かせる、4年生は会場のセッティング、3年生と2年生は牛乳とストローを配るという役割分担に従って準備を進め、普段とは違う集団での給食を楽しみました。ちなみに1年生は役がありません。

 ゲームをやっている時間に各会場を覗いてみました。6年生が中心になってゲームで盛り上がっていました。震源地という誰かがある動きをするとみんながそれをまね、鬼となった子が誰がその首謀者であるか当てる、言い出しっぺを当てるみたいなゲームもありあましたが、定番のフルーツバスケットなどもあり、それはそれで楽しそうでした。みんな仲がいい、その一言に尽きるひと時でした。

12月1日(金曜日)今日から12月です

 雨上がりのひんやりとした空気が身を引き締しめます。どうやら今日はカラットは晴れず、雲の多い一日になりそうですが、今日から12月、師走です。いよいよ冬の始まりです。

 1時間目が体育なのでしょう、体育館に向かう3年生の列に出会いました。元気にあいさつをしながら通り過ぎていきましたが、服装は体育着の上にトレーナーを羽織っていたり、長袖のウェアを着たりしていていました。校庭では2年生と5年生が体育の授業中です。2年生は鬼ごっこのようなゲームをしていて、ワーワーキャーキャーと、これまた元気な声が聞こえてきます。とても楽しそうにやっています。

 一見元気みんなそうですが、今年はインフルエンザの流行が早く、県から注意喚起の通知が届きました。先週ちらほらと罹患者がいましたが、今のところ中丸小では大きな流行となっていません。しかし、例年の様子を思うと避けては通れないでしょう。ただ、インフルエンザはいませんが、朝の健康観察で風邪をひいていると報告する子がここのところ一日当たり30人ぐらい計上されています。咳や鼻水などの症状を報告する子もいて、なんだかんだいって1割近くの子が体の不調を抱えています。あと3週間で2学期は終わりです。まとめのテストがそろそろ始まるでしょう。この時期は大事ですね。一日休むと取り戻すのが大変。かといって無理して学校に来てもいいことはありません。判断に迷うところですね。

 みんな元気にこの時期を乗り切り、楽しい冬休みを迎えてほしいと思います。

11月28日(火曜日)晩秋の中丸小

 どれだけ知っている人がいるでしょうか、コメディアン小松政夫氏の往年のギャグに「どうして、どうしてなの、おせ~て!」「「も~いや、こんな生活」というフレーズがありました。知らない人にとってはどこがどうおかしいのか分からないと思いますが、コントのオチの決めゼリフで、私の年代が聞けば思い出し笑いをしてしまいます。

 そのギャグを言いたくなるほど落ち葉がすごい状況になっています。毎年のことですが今大変です。桜に始まり、ケヤキとイチョウと落葉が進みます。だいぶ落ちましたが、まだまだたくさん残っています。これから落葉を迎える木もたくさんあり、先が思いやられます。子どもも朝ほうきをもって落ち葉はきに精を出していますが、追いつきません。職員も頑張っていますが、掃いたそばから枯れ葉が落ちてくる状態です。風が強く吹いたらもう大変。当分、も~いやこんな生活といいながら作業が続きます。でも、風に舞いながら落ちてくる枯れ葉は眺めている分には風情があって心和むものです。

 今日は曇っているものの風はなく、さほど寒くもなくて過ごしやすいです。ケヤキの葉が今もはらはらと落ち、鳥のさえずりも聞こえてきます。とても静かで、穏やかな日です。そんな中で子どもたちは落ち着いて勉強しています。校舎の中も授業中は余計な音はしません。いい学校だと思います。晩秋の中丸小の景色はこんな感じです。

11月21日(火曜日)旅行に行って思ったこと

 11月の初めに山梨県に日帰り旅行に行きました。渋滞で余計に時間がかかり、予定通りには行きませんでしたが、紅葉がきれいで、久しぶりにのんびりしました。昼食はある温泉ホテルでとりました。折からの七五三シーズン、隣の部屋ではお祝いの宴席が設けられていて、カラオケに合わせて歌う大きな声が聞こえてきました。こちらもわいわいがやがやとやっているので気になりませんでしたが、結構盛り上がっていました。お祝いの当事者の子どもはさすがに少し飽きてきたようで、部屋の外で参加している親戚同士でしょうか、同じぐらいの年恰好の子と遊んでいます。その子どもたちの衣装がすごく、男の子はタキシード、女の子はドレスと結構派手目です。ホテルの人に聞いたら、このあたりでは七五三は親戚を呼んだり来賓を招いたりしてホテルで盛大にお祝いするようで、衣装もお色直しまであると教えてくれました。七五三と言えばおじいちゃんおばあちゃんを交え家族でお祝いするイメージがありましたが、ところ変われば品変わるで、地方色があることを実感してきました。歴史的な経過やその地方の風習など、理由はいろいろあるのでしょうが、埼玉からそう遠くないところなのにずいぶんと違うものだと思いました。

 子どもの健やかな成長を願う七五三ですが、そのやり方はいろいろ。世の中にはまだまだ知らないことがいっぱいあるものですね。

 それぞれの地方で独自の文化が発達してきたのが日本の特徴です。狭い国ですがこういうところが面白いのでしょうか、外国からの観光客が過去最高となっています。山梨でも外国語が飛び交っていました。今後ますます日本は国際化していきます。子どもたちをそんな社会で活躍できる大人にしないといけませんね。まずは広くものを見る目でしょうか。広く見られるようになると考え方も広がります。

11月9日(木曜日)今日は個人面談です

 季節はいつの間にか晩秋です。今年もあと幾日と数えられるところまで来ています。年の瀬もお正月もすぐやってきます。

 さて、今日は強い北風が吹いています。それほど冷たい風ではないもののけやきの枯れ葉が校庭でぐるぐると渦を巻いています。学校は先週あたりから落ち葉の季節に入りました。毎日毎日掃いてもきりがありません。校門のけやき一本は7割方葉を落とし、何か月ぶりかに向こうの景色が見えるようになってきました。もう一本はまだまだで、これからどさっと落とすでしょう。おなじ種類ですが、成長に違いがあります。進みの早い方の幹が少し太い気がします。木にも成熟度があるのでしょうね。

 今学校は個人面談の最中です。この強い風の中、自転車や歩きでご来校される保護者の皆様ありがとうございます。子どものよい面や今後の課題などについていい話し合いができればいいと願っています。

 昨日は市内音楽会でした。一番上手だったかな(校長のひいき目かな)。そしてはフレンドパーク集会、マラソン大会と行事が続きます。子どもたちは準備に大忙しです。でも落ち着いて学校生活を送っています。中丸小のお友達はみんないい子です。

10月30日(月曜日)秋晴れの一日です

 二週続けの台風が去り、秋晴れのいい天気の一日が始まっています。しかし、風が強く、校庭で体育をする子どもたちの髪の毛が渦をまいています。木枯らし一号だそうです。例年より早い冬の便りですね。そういえば北海道では知床横断道路がもうすぐ閉鎖だそうです。冬支度が進んでいるということです。季節はあっという間に変わります。この間まで暑い暑いと言っていたことが嘘のようです。日の暮れも早くなり、もう五時には薄暗くなります。街を歩けばまだハロウィーンのディスプレイが目立ちますが、もうクリスマスの飾りがいつでも準備okの状態になっていることでしょう。

 そんな時期ですが、明日から6年生は修学旅行です。今年は日光の紅葉は例年より早く、いろは坂から上はもう終了という記事を目にしました。寒いかもしれませんね。誰も風邪ひかずに帰って来られるといいなあと思っています。今年は宿舎を変えた関係で泊りは東照宮の辺りです。奥日光ほど寒くはないので大丈夫かなあと思っていますが、とりあえず元気に行ってきます。

 子どもたちは明日が楽しみでしょうがないでしょうね。お菓子買ったり荷物を詰めたり、旅行はすでに始まっているのでしょう。

10月27日(金曜日)もうじきマラソン大会です

 家の周りを朝夕犬の散歩をしていると、道路の端を走る子どもとよくすれ違うようになりました。時にはお父さんやお母さんらしい人がやや後ろを付いてくるように走っていることもあります。自転車で子どもの横を並走している人もいます。子どもの前を、牽引するように走っている人もいます。おそらくマラソン大会が近づき、その練習のために子どもに付き合っているのだと思われます。10月に入ってから目立つようになりましたので、私の家の近くの学校ではきっと11月下旬あたりに大会が設定されているのだと思います。2か月あればいいトレーニングができます。目指すものがあるのでしょう、きっと。校長は知り合いなので、後で見たことを報告したり、状況を聞いてみたりしようと思います。

 うちの学校も大会が近づいてきました。11月22日が当日となります。おそらく同じように朝や夕方に走り込みを続けている子がいるのではないでしょうか。家じゅうで子どもを応援している様子が思い浮かんできます。

 中丸小の子どもは朝マラソンといって、校庭の周回走を通年で行っています。暑い日も寒い日も関係なくよく走っています。しかし、このところ気合が入っている感じが伝わってくるようになりました。普段は、校舎の前はちゃんと走っているものの、奥の方に行くと歩いている子が結構いるのですが、今日改めて眺めていると奥に行ってもしっかりと走っていました。さすがに大会が近づき、練習が結果に直結することが目に見えてきたのでしょう。目標がないとなかなか全力になれないということでしょうか。人間って弱いからそうなりがちですね。短期的な目標って必要だなあと思いました。

10月21日(土曜日)学校公開が始まりました

 今日は朝から雨模様ですが、学校公開日です。手始めの行事として音楽朝会を公開しました。5年生が音楽会に出場するので、その曲を全児童及び保護者の皆様にご披露しました。たくさんの親御さんが熱心に聞いていました。しかし、音楽会は11月です。まだまだ練習の途中で、未完成な状態でしたが見ていただきました。その割にはうまくまとまっていたので、本番が楽しみになってきました。

 このあとは通常の授業が続きます。それぞれのクラスで子どもはいいところを見せようと張り切って勉強する様子が目に浮かびます。もう一つ言うと6年生は原爆詩の朗読会が計画されています。親子で聞いてもらうと嬉しいです。例年2学期の公開日は平日に、それもフレンドパーク集会という子どもたちがクラスごとにゲームを企画運営してみんなで楽しく遊ぶ集会を公開していました。親御さんの中には一緒にゲームを楽しむ方もいらっしゃって、それはそれで楽しい時間だったと思いますが、土曜日、通常授業に変えました。

 この学校は公開日になると祖父母の方々がたくさん参観に見えます。お母さんやお父さん、そしておじいちゃんやおばあちゃんが一緒になって授業参観したり、廊下に掲示してある作品を見て回ったりしています。みんな和やかな顔をしています。楽しそうにお話もしています。そういう環境で育った子供たちなのですね、中丸小の子どもは。いい教育をしていかないといけないと思いました。

10月17日(火曜日)一枚の葉に思う

 雨が続きます。私の車のボディーに葉っぱが一枚張り付いていました。雨に打たれて落ちた葉っぱでしょうか。ぴちっと張り付いていました。普段急ぐばかりでそんなこと顧みないことの方が多いのですが、今日はふと目に留まり、剥しました。剥しながら国語の教科書に出てくる「ごんぎつね」の物語、それも兵十が川でうなぎを捕まえている時、彼の顔に萩の葉が一枚張り付いていたという表現を思い出しました。正確には「はちまきをした顔の横っちょうに、まるいはぎの葉が一まい、大きなほくろのようにへばりついていました」と書いてあります。顔にそんなものが張り付いていたら、人に見られたら恥ずかしいし、こしょこしょして落ち着かないと思うのですが、兵十はおかまいなしにうなぎ取りに没頭しています。物語を知っている人なら分かると思いますが、死の床にある「おっかあ」にうなぎを食べさせたい一心で必死に頑張っていたのです。

 作者新見南吉が葉っぱ一枚にこめた意味、つまり、兵十の思いと、最後の親孝行として捕まえたうなぎをごんはいたずらでとってしまった罪の深さを読み取ることができます。その後の、そこまでするかといったごんの償いにつながっていきます。絶妙な表現です。

 小学生ではなかなかそこまで読み取れないかも知れませんが、言葉への感覚を高め、いずれそのような絶妙な意味を感じ取れるようになってもらいたいなあと思っています。

 全校で、俳句を始めました。3年生以上は俳句帳を持たせ、事あるごとに一句読ませようと思っています。俳句という表現活動で言葉への感覚が少しでも研ぎ澄まされていったらうれしいです。生きる力につながります。

10月4日(水曜日)中秋の名月に思う

 今日10月4日は中秋の名月だそうです。秋の名月を眺め、風流に浸るのもおつなものです。中秋の名月は別名十五夜ですから、満月を想像しますが、実際は今月6日が満月の日で、よく見れば少し欠けているのが実際だと思います。今夜の天気はどうでしょうか。今は少し曇っていますが、夜は晴れる予報がでています。この時期空気も澄んでいるので、大きくてきれいな月が顔を出すのではないでしょうか。今から楽しみです。

 今朝は児童会の子どもたちが宮内中学校へ行き、あいさつ運動を行いました。中学校は今日から中間テストのようで、あいさつ運動に参加している生徒もなんとなくその後始まるテストのことが気になっていたようです。2年生の子が言っていましたが、今回の理科の出題範囲の天文分野は、興味もないし全く分からないと。そうかもしれないなあと思いました。天文分野は興味がはっきりと分かれる所で、好きな人は星空を見上げてはあれが何だ、これが何だと星の名前を教えてくれますが、興味のない人は星空など一向に気に留めません。

 知的興味って強制できるものではなく、周りから影響を受けて湧いてくるものかもしれません。親が好きで続けていることを子どもも影響を受けて好きになっていく、先生が好きでよく子どもに話すことがだんだん子どもにも浸透していく、そういう過程を経て子どもの興味関心は膨らんでいくのでしょう。

 知らないより知っている方がいい、知的好奇心が強い方がいい、そういう子どもを育てていきたいと思っています。

9月26日(火曜日)年を取った人の使う言葉?

 先日電車に乗った時のことです。車内は少し混んでいて、駅に着くたびお客さんは立っている人と人の間のスペースを見つけて、そこに納まるように乗り込んでいきます。私の横の隙間にも高校生ぐらいの女の子二人が乗ってきました。場所を確保するとスマホです。何をやっているのかわかりませんが、周りをはばからず大きな声でおしゃべりしたかと思うとさっと切り替わり二人ともスマホに夢中。さっきまでのおしゃべりはどうしたのかと思ってしまうほど黙り込んでスマホをいじっています。そのうち一人の子が「ねえ、おちゃらけるってどういう意味?」ともう一人の子に聞きました。するとすかさず「あんたみたいな人のこと」とスマホ画面を見つめたままもう一人が答えました。すると「えー分からない。分かるように言って。」と再び質問。持っているスマホで調べて質問をする女の子に見せていました。しばらく間が空き、「年を取った人の言葉なんだね」と納得顔。その一言で一連の会話は終わり、それぞれ再びスマホに集中していました。

 話はここまでです。私は「おちゃらける」の意味を知っているし、担任をしているころふざけるクラスの子どもに「おちゃらけるな!」と言って注意していました。正直使っていました。ということは、私は「年を取った人」となります、それも若いころから。私は若いころから年を取っていた?

 流行語大賞があるように、確かに世相を反映した流行り言葉というものがあります。ですから使う言葉で世代が分かることもあるでしょう。また、言葉は時代とともに変化すると言います。「おちゃらける」っていかにもその様子が分かるいい言葉だと思うのですが、今の子どもたちが大人になったころはどうなっているでしょう。想像がつきません。

9月25日(月曜日)もうすぐ運動会です

 今週土曜日はいよいよ運動会当日です。まだまだ先の話と思っていたら間近に迫ってきました。校庭での練習は佳境に入っています。校長室にいると校庭から音楽がバンバン聞こえてきます。どの学年が何の曲を使うのかすっかり分かってしましました。それはともかくとして、今年から2学年合同で集団演技を行うことにしました。中丸小は児童数の減少に伴い特別の編成をしている学年以外基本1学年2学級規模の学級です。今後も大きく変わることはありません。学年単位の集団演技をやるとなると1学年2人の教員が指導に当たる体制で進めないといけません。一人が全体を指導し、もう一人が曲を掛けたり巡回しながら指導したりしていますが、それよりも2学年4人の教員で指導する方が、子どもの人数は多くなりますがもう少し丁寧に見ていくことができます。それに大勢の子どもが踊った方がダイナミックです。一番は何といっても持ち時間も長くなるので、ある程度まとまったストーリー性のある表現運動が期待できるということです。内容の濃い集団演技ができる、見ごたえもある演技ができることをねらっています。

 実際はどうなるか、楽しみですね。校庭で練習している様子を見ると、曲を何曲かつなぎ、上学年と下学年の違いを出しながら構成しています。それぞれのブロックで上手く工夫しているような気がします。いままでと少し違う演技が期待できそうで、当日が楽しみです。

9月21日(木曜日)大磯の給食問題に思う

 大磯の中学校の給食が問題になっています。とある芸能人引退のニュースが駆け巡る中でもかき消されることがありません。学校や生徒に取材した上、残ったお弁当のふたを開けて食べ残された実態を映すので、視聴者に強く訴えます。生徒のインタビューでは一様に「まずい」。その上異物混入が連続していた事実も報道されて、複雑化に拍車を掛けます。

 学校としてこのニュースは他人事ではありません。例えば子どもと大人では味覚が少々違います。メニューを組んで作るのは大人、十分研究してよかれと思って調理しても子どもには不評だったということも可能性として否定できません。また、野菜など何度も洗い、最後は複数の人間が目視で確認するなど細心の注意を払っていますが、小さなものが混入してしまう可能性はゼロではありません。幸い懸念されることは本校では起きていませんが、そういう危険性をいつも自覚しながら業務に当たっています。安全に対する指針とマニュアルに従って行っています。

 O-157に始まり食の安全が脅かされる事件が続いています。一層気を引き締めて学校給食業務を進めていこうと思っています。子どもは給食を楽しみにしています。しっかりそれに応える給食を実施していきます。

9月12日(火曜日)運動会の応援練習を見ていて思ったこと

 今朝は朝から雨が降っています。ですから昨日から始まった運動会に向けての練習は室内のみとなりました。今日は応援練習が計画されていて、この練習も体育館で行うこととなりました。今年の運動会は2群対抗戦です。青と赤に分かれて戦います。したがって応援練習も2つに分かれてです。体育館の前の方と後ろの方に分かれて練習をしていました。大きな声を出さないと応援練習にならないので、一年生などは顔を全部口にして応援歌を歌っていました。集団は少し離れているとはいえ、こうなると体育館は混沌とした状態で、真ん中あたりにいるとそれぞれが何を言っているのかさっぱりわかりません。それでも練習は続きます。それはいいのですが、集まった子どもたちを見て、なんだかみんな大きくなったなあと素直に感じました。ちょっと見ない間に大きくなった感じがするのです。夏休みの間に背が伸びたのでしょう。特に6年生の女の子はぐっと大きくなった気がします。

 子どもは日々成長しているということを改めて確認しました。その成長も平均的に伸びるのではなくある時期が来ると一気に伸びるということも確認しました。小さなことでも積み重ねていくと、はじめは成果が表れなくとも一気に花咲く時がいつかやってくる、腐らず努力を続けることが大事。そういうことですね。

 桐生選手が9.98の記録を出しましたが、低迷した時も腐らず練習を続けたことが結果に結びついているようです。続けることは大事です。いつか必ず花が咲きます。

9月7日(木曜日)ある授業から

 例年だったら残暑が厳しく、いつまで暑さが続くのかな、早く涼しくならないかな、と思う時期ですが、今年は逆です。涼しい日が続き、今日もエアコンなしで子どもたちは勉強しています。過ごしやすくていいのですが、はたしていいことばかりなのでしょうか。それはともかくとしてみんな落ち着いて勉強していて、中丸小はお世辞抜きに素晴らしい学校です。

 先ほど6年生の授業を見てきました。漢字を組み合わせて熟語を作る勉強をしていて、4字熟語も少し扱っていました。担任の先生が熟語の一部を隠し、そこに入る漢字を考えさせ答える問題を出していましたが、みんなよく答えていて、小学生なのにそういう言葉を知っているんだなあと感心しました。よく本を読んでいる証拠でしょう。読書を多くする子はやっぱり語彙の量が違います。

 そのクラスにはとてもたくさんの本を読んでいる子がいます。以前子どもの読書の量や傾向を知りたいと思い、子どもの読書カードを調べたことがあります。その時ひと際カードが多い子がいました。どんな本を読んでいるのかも知りたくなり、カードをめくって書名も調べてみました。マンガや軽い内容の本が人気の昨今ですが、どうしてどうして、その子は伝記を含め、テーマ性の強い結構重めの本を借りていました。おそらく今に始まったことではなく、小さなころからたくさん本を読み、だんだん選ぶ本の傾向も変わっていったのでしょう。今日の授業でもたくさん手を上げていたし、ほとんど手が上がらないような問題にも反応していました。

語彙の豊かさは習慣的になった読書の産物でしょう。語彙が豊富になると思考も深くなります。読書をするといいことがたくさんあります。

9月4日(月曜日)2学期早々の出来事です

 9月1日から学校は始まりましたが、今年は暦の関係で1日学校へ来たらまた休みということで、今日4日が実質的なスタートの日になっています。子どもたちは元気に通ってきています。教室でも落ち着いて夏休みの報告やら今学期の目標やらを立てる活動に集中しています。今日から朝のあいさつ運動も始まり、休みが明けてほんの数日しかたっていないのに夏休みがずっと前の出来事のように思えてきます。

 さて、今朝学校に来るとき、通学班で登校する子どもの中にパンをかじりながら歩いている子を見ました。信号待ちをしていた私の車の横を、むしゃむしゃし食べながら通り過ぎていきました。もちろんうちの学校の子ではありません。初めて見る光景でした。起きるのが遅れたけど、それでも通学班の集合時間に間に合わせないといけないからやむを得なかったのでしょうか。どうなんでしょうね、こういうの。やってはいけないという決まりはありませんし、歩きながら何かを食べるという行動は珍しくはありません。

 価値観は多様化していると言いますが、考え込んでしまう出来事でした。

7月12日(水曜日)暑い日が続きます。

 梅雨はどこに行ったのかと思うような夏の空が広がる毎日が続いています。朝から気温が高く、おまけに湿度も高いので体がだるく感じるのは私だけではないでしょう。だらだらとしてしまいそうですが、今は学期末。漢字50問だの1学期のまとめだののテストで、子どもたちは息を抜くことができません。通知表に直結することもあり、みんな頑張っています。教室は熱気でいっぱいです。みんなえらいなあと思います。

今年度から始めたことですが、学級や朝会ごとに担当する朝の挨拶運動があります。1年生も登板の日の朝はクラス全員で校門のところで登校してくる子たちに元気に挨拶をして、全校のあいさつ力の向上に一役買っています。6年生から順繰り下の学年に降りてきて、1年生が終わると今度は地区ごとになります。地区ごとの時は1年生から6年生が混じってあいさつ運動します。他では見られない光景です。あいさつ力の向上につながっていればいいのですが、そう簡単ではないと思っています。事実地区の人からもよく挨拶できる子たちですねえという評価をいただくとともに、ちっとも挨拶してくれないと逆の指摘を受けることもあります。どっちが本当なのかよく分からなくなりますが、おそらく両方とも事実なのだろうと思います。どの子もみんな進んで挨拶のできる子になってくれたら嬉しいです。

 それにしてもこういう取り組みを続けていくと、学校に勢いが出てきます。ここは大事にしたいところです。

6月29日(木曜日)セミの初鳴きを聞きました

 中丸小は木が多い学校なので、夏にはたくさんのセミが鳴き抜け殻もあちこちで見かけます。

 今朝、今年初めてセミの鳴き声を聞きました。あの音はニイニイゼミでしょうか。いわゆる初鳴きです。セミの鳴き声を聞くとああ夏が来たなあと実感します。そして、梅雨明けも予感させます。研究者の一人はセミの初鳴きの後一週間ぐらいで梅雨があけると言っています。この研究はまんざらあてずっぽうな話ではなく、実際セミの初鳴きは季節の移り変わりを生物の状況で調べる方法として活用されている生物季節観測の指標にもなっているようです。最もあぶらゼミがその指標の生物に指定されていて、ニイニイゼミはちがうようですが。種類は違いますが本格的な夏がもうすぐそこにきていることを知らせていることは間違いないでしょう。生き物はその年の気温の変化や湿度の状況などで出現日が変わります。ちゃんとわかっているんですね。変化を敏感に感じ取っているんですね。改めてその能力に感じ入ります。

 ひるがえって人間。私などは年々感性が衰え、だめになっていきますが、子どもは敏感です。発達が未熟なので正確に言葉で表現できませんが、変化を感じ取ったり、見透かしたりすることは得意です。大人が手を抜くと見抜きます。これ、我が家で実証済みです。

6月23日(金曜日)今日は狂言会があります

 今日は和泉流三宅会さんの狂言公演の日です。子どもも出演する演目もあり、見る楽しみ、やる楽しみのある会になりそうです。狂言師と共演する子どもは12人、1年生から6年生にわたります。小さい子や大きな子が一緒に舞台をつくります。共演児童は今日まで何度か練習を繰り返し、当日使うおもてを自作し、今日に備えてきました。どんな舞台になるでしょうか。今からわくわくしてきます。

 狂言は今からさかのぼること約650年前、室町時代にその起源がある伝統芸能です。6年生の社会の歴史学習でも扱います。日本の優れた文化の一つとして勉強しますが、今日は実際にそれを体験できる貴重な機会になることでしょう。笑いもあるので、ほかの学年の子たちも楽しめることと思います。狂言なんて見たことない子が多いでしょうね。どんな感想を持つのでしょうか。あとで聞いてみたいと思います。

 伝統芸能には型があります。これがまたいい。形式美とか様式美というものですね。狂言師は一定の決まりの中で役を演じて表現します。何でもありじゃないところが日本的です。

 今日は親御さんにもご案内しています。みんなで楽しい時間を過ごせたらうれしいです。

16月17日(土曜日)今日は学校公開日です。

 今日は土曜日ですが学校は授業日です。公開日です。梅雨の晴れ間が広がるいい日で、少し暑いくらいです。朝からたくさんの保護者の方々がゆったりと参観しています。前日公開なので、皆さんいろいろ見て回っているような感じです。中でも一年生は人気です。土曜日なのでお父さんやお孫さんの様子を見に来たおじいちゃんやおばあちゃんもいらしています。ニコニコしながら子ども一挙手一投足に見入っています。そんな様子を見ていると、改めて子どもたちは大事な大事な宝物、ということを実感します。学校は期待に応え、しっかりと育てていかないといけないという使命を痛感しました。

 話は変わりますが、今年始めた事業に全校俳句活動があります。去年までやっていた「ことわざ」に代えたもので、公開日に合わせ、今まで作った俳句の中から一句選んで掲示しています。学年ごとに追って行くと発達の段階がはっきりとわかります。やはり6年生の出来がいいです。ずば抜けています。みんな一緒ということではありませんが、それ以下の学年はそれほど大きな違いを感じません。

 学習の成果には「蓄積」というものがあり、表に出てくる学力の成果は1年間学んだら1年間分上昇するとは限りません。半年分ぐらいしか上昇しないときがあり、5年続けても2・3年分ぐらいの成果しか出てこないことはよくあります。しかし6年目に一気に上昇することもあります。蓄積された学力が一気に表面化するのです。なかなか成果が上がらなくともくさらず努力を続ければ、いつか花咲く時が来るという実証例です。

 俳句を読み、学習の蓄積現象の具体を見たような気がしました。俳句は感性や言語感覚がものをいう活動です。何かにつけて一句、というように日常的に創作させ、クリエイティブな面を育てていきたいと考えます。

6月13日(火曜日)梅雨らしい天気です

 朝から小雨が降ったりやんだりと、梅雨らしい天気の一日です。今は止んでいますが子どもたちの登校時間は降っていて、傘の行列でした。こういう日は登校班の列が長くなり、信号待ちの列が17号の歩道橋近くまで延びることがあります。一列になって傘をしっかり握り、順番をじっと待っています。道にはみ出してふざけているような子はいません。中丸小の子どもたちはえらいなあと思う一場面です。

 えらいなあと思うことはほかにもたくさんあります。例えばおそうじ。みんなよくやっています。おしゃべりしないで集中して取り組みましょう、ということで本校では「無言清掃」を実践していますが、小学校のレベルでここまでやっているのはうちぐらいではないでしょうか。中学生であればシーンとしたなかで掃除できますが、小学校では難しく、どうしてもおしゃべりしながらの掃除となってしまう傾向があります。中丸小も、特に低学年ではその傾向を否定できませんが、それでもいいレベルにあると思っています。

 子どもですから時々悪さもします。でもそれ以上にいい面をたくさん持った子たちが通ってきています。

6月6日(火曜日)虫歯予防集会

 今日は6月6日で、過ぎてしまいましたが6月4日の虫歯予防デーにちなみ、保健委員会の子どもたちによる虫歯予防集会がありました。劇仕立てで虫歯の原因や特徴、予防のポイントなどを説明してくれました。楽しくて分かり易い、良い発表でした。特に劇はよくできていて、笑いを誘う場面あり、クイズあり、と見ている子たちが飽きない工夫がされていました。改めて中丸小の子どもの力に、そして指導する職員の指導力に感じ入りました。底力のある学校です。

 虫歯の状況ですが、今年は去年より虫歯保有者が減りました。意識して歯磨きしたりしたのでしょうか。給食後の歯磨きを昨年度から始めましたが、その効果も出ているのでしょうか。しかし、喜んでばかりはいられません。本校の課題は治療率の低さです。市内の平均治療率を下回っています。つまり虫歯があるのに歯医者さんに行っていない子の割合が他校より多いということです。去年も治療勧告を発行した、今年もまた発行したという子が少なからずいるということです。あと、一人で何本も虫歯を持っている子がいるということも気になります。

 いずれにせよ、虫歯は歯医者さんに行かないと治りません。

6月2日(金曜日)宿泊体験学習実施中

 おとといから5年生が宿泊体験学習に行っています。そのため放課後の会議や打ち合わせが設定されていないので、学校は少しゆったりとしています。ひと学年いないので、休み時間の校庭も心なしか隙間があります。

 本校は今まで嬬恋高原に行っていましたが、今年は長瀞です。近いし、今人気の場所だし、元気プラザという県の施設を使うので安いし、そして、標高が高くないので寒くないし、ということで決めました。現地からはみんな楽しく活動している、予定通りに行動している、という報告がありました。子どもは仲間と一緒にいろいろなことをするので、場所はどこであっても楽しいでしょう。

 以前北本市の小学校は温泉地などのホテルを宿舎にして林間学校を実施していました。メ インにハイキングを据えていましたが見学が主体の行程で、旅行的な雰囲気がありました。夏休みに授業外の行事として、それもあくまでも任意参加で実施していたので、それでもよかったのでしょうが、今は、なるべく多くのことを子どもに体験させよう、食事の準備も体験の一つ、と、公共施設を使い、自分たちで協力して3日間を過ごす授業の一環の宿泊体験となっています。授業だから基本全員参加で課業日に実施しています。

 時代が変われば求められること、やらなければならないことは変わります。しかし学校、というか教員は保守的な面があり、去年やったから今年もやる、去年上手く行ったから今年も同じ方法でやる、そうなりがちです。残すものは残し、変えるものは積極的に変える、臨機応変な対応力こそ今学校に求められているのでしょう。

 それはともあれ、5年生は今日は和紙の紙すき体験をするようです。厚さを均一にするため、神経を集中して作業する、あの緊張感を体験して欲しいです。

5月30日(火曜日)桃太郎は悪い人?

 今日は携帯のテレビCMでもおなじみの桃太郎の話です。桃太郎はおばあさんにきび団子を作ってもらい、犬、さる、きじを家来にして鬼ヶ島に鬼退治に行きます。首尾よく鬼をやっつけ、鬼が方々から集めた宝物を持って帰るというお話です。日の丸の鉢巻きを締めて陣羽織をまとい、日本一と書いてあるのぼり旗をもった桃太郎一行を誰しも思い浮かべますが、どうやらこのイメージは明治以降に定着したもののようで、それまではそういう格好はしていなくて、さらに犬、さる、きじも家来ではなくただの連れだったとのことです。

 昔話はずっとそういう話だったと思いがちですが、実は桃太郎のように明治の時代になって、教育用や国家の都合にあうようつくり整えられているものが多いようです。

 さて、この桃太郎、悪い鬼をやっつける勧善懲悪のヒーローとして疑わない人が多いと思いますが、あの福沢諭吉は桃太郎こそ悪人、何か悪いことをやったのならまだしも何もしていない鬼を成敗し、そのうえ財産を奪っていくなんてけしからんと憤ったという話があります。悪いことはしていないのに鬼というだけで悪とみなされる、宝物はせっせと働いた金で買い集めた私有財産、と見れば福沢諭吉の言う通り理不尽な話です。うがった見方だと思う人もいるかもしれませんが、ものごとはいろいろな面があり、単純に割り切れない、簡単に鵜呑みにしては誤ることがあるということでしょう。先入観を捨て、広く客観的に見ると、今まで見えなかったものが見え、考え付かなかったことに考えが及び、新しい発見があります。

5月24日(水曜日)認識の違い

 こども研究所という機関が小中学生やその保護者、教員の意識調査を行いました。「負けず嫌い」が今の自分に当てはまると答えた子どもは73%だったのに対して、保護者の評価は66%、教員の評価は49%。「最後まであきらめない」も子ども68%だったのに対して、保護者54%、教員47%で、大人の評価は子どもの評価より低い結果だったという分析結果を発表しました。「負けず嫌い」も「最後まであきらめない」もこれからの自分の人生を切り開いていくのに重要な要素です。それが子ども、親、教員間の認識に差があるということは子どもの自己評価は過大評価なのでしょうか、大人の評価は過小評価なのでしょうか。

 実像はどこにあるのかわかりませんが、大人と子どもの認識は異なるということははっきりしています。大人はこういうことを教えたつもり、でも子どもはそう捉えていない、こういうことが起きやすいということにもなります。そういうものだとわかったうえで子どもに対応し、失敗しないようにしたいものです。

5月22日(月曜日)土俵の土について

 今大相撲五月場所が開催中で、毎日熱戦が繰り広げられています。けがをしている稀勢の里の状態や高安の大関昇進などの話題で持ちっきりですが、中日を過ぎ、これからは優勝がだれになるのかに注目が移っていくのでしょう。白鵬が調子よさそうですが、さてどうなるでしょう。

 今日はその相撲になくてはならない土俵についてのお話です。先日の新聞に「土俵の土は埼玉産」という見出しがデカデカとでていました。土俵の造成に使われる土は「荒木田土」と言われる埼玉の荒川流域に堆積している粘土質の土に、角のない砂を混ぜてつくるようです。場所ごとに作り替えるようですが、荒木田土は15日間の場所中崩れたりくぼんだりしないので、最適だそうです。と言うか荒木田土以外は考えられないようです。以前は都内でも採取できたようですが、もう採取することはできなくなり、埼玉に移ってきましたが、埼玉も宅地化が進み難儀をしているようです。

 意外でした、この話題は。所沢のほうれん草や深谷のブロッコリーではないですが、埼玉の農業は首都を支えていると言われています。埼玉の土はその農業を支えるとともに大相撲も支えているということが分かりました。

 身近にすごいものがあるんですね。見慣れた子どもにも探すとすごいところがあるのかも知れません。

5月17日(水曜日)「校長先生になったら」

 今日2時間目に校内巡視していて6年生の教室に立ち寄ったときの出来事です。ドアを開けて顔を突っ込むと子どもたちから「オーッ」という歓声が上がりました。巡回で私が入っていくとみんなで一斉にあいさつしてくれたり、そのまま授業を続けたりとクラスの反応は状況に応じてそれぞれですが、「オーッ」はあまりありません。どうやらその時は「校長先生になったら」という題で全員がスピーチするため、担任がメモづくり用のワークシートを配り説明し終わったタイミングだったようでした。それはともかくとして、どんなことをしたいと思っているのか興味がわき、何人かの子に聞いてみましたが、大方はわからないという答えでした。思いもかけなかったお題なので無理もありません。これからいろいろ考えるのでしょう。

 子どもはどんな発想をするのでしょうか、さらに学校経営の参考となる提案がありそうな気もするので、スピーチを聞いてみたくなりました。

5月8日(月曜日)限界は自分が決めている

 ゴールデンウィークが終わりました。ここから先は本腰を入れて頑張ります。

 さて、今日のお題は今朝の新聞に載っていた格言です。「充分に力を出し切っただろうか、自分が持つ可能性を信じて最後までやってみよう。」と添え書きもしてありました。その通りだと思うし、わかっていながらできないことの一つかなあと思います。そのことについてです。

 過日校内巡視に行ったら作文を書いているクラスがありました。どんなことを書いているのか気になり、書き終わった様子の子の原稿用紙をななめ読みしました。よくまとめて書いてありましたが、何か物足りません。時間もあるし、もっと書き込める子のようなので、こんなこと書いてみたら、とアドバイスしたところ、ムリムリと言われました。どうして?と聞き返すと、先生から原稿用紙2枚以上書くよう指示が出ているようで、その子はノルマの2枚目に入っているので、もうこれで十分と判断し終わりと決め込んでいたようでした。限界を自分で決めている、伸びるチャンスなのにもったいない、そんな感じがしました。

 そもそも人は自分の限界ってどこにあるのか、なかなか分かりません。何回か繰り返すと、このあたりに自分の限界があるのかな、と見えてきます。それだって本当の限界なのかわかりません。

 翻って表題の格言。安易な方に流れ易いのが人で、自分もそうです。何につけても限界はあります。限界突破と行かないまでも、ぎりぎりのところまで挑戦する精神力は大事にしたいものです。周りががんばれ、がんばれと励ますことが必要なのでしょう。

5月2日(火曜日)活路は足元にあり

 新聞に、この言葉が紹介されていました。「行き詰ったときには、焦らず、できるところから見直そう。チャンスはいつも身近にある。」という意味だそうです。何かをしていて行き詰ることはよくあります。状況を打破するために、起死回生をねらうために、いろいろ策を考え、あれこれ手を伸ばしますが、結局はできる範囲のところに落ち着くものです。普段できないことはいざという時にもできない、実力を超えることはできないということでもあります。

 今、6年生が球技大会に向けて練習に励んでいます。来週はいよいよ大会です。もうこの時期に来るとそれほど練習時間はとれません。できることを固めていくことが大事です。これならできるということを磨くことでしょう。

 道に迷ったら元に戻ることが大事だと言いますが、無理してはだめだということですね。

 今を見つめると道が開ける。わかっていても焦り、見えなくなります。感情に走らず理性的でいたいものです。

4月26日(水曜日)春バテについて

 今日は3年生が社会科見学の一環として「まちたんけん」に出かけていきました。探検バッグという筆記用具や資料、プリント類を入れるクロスボディ型のバッグを掛け、片方には水筒もかけていて、いわゆるたすき掛けのいでたちでした。保護者の方がボランティアとして付き添ってくれています。3年生の社会科は見学が多いので、保護者の皆様にはこれからもお手伝いをお願いするかも知れません。ご協力をお願いします。

 さて、3年生は元気に出発していきましたが、今朝新聞を読んでいたら春バテというあまり聞きなれない記事が目に入りました「。~バテ」ですから夏バテと同じように好ましくないものしょう。記事を読んでみました。案の定、春先の体の不調をいうようで、ある大学の研究室が20~50代の男女にアンケート調査した結果が出ていました。それによると9割がこの時期、イライラするだのゆううつ感があるだの、あるいは昼間眠いなどの体の不調を感じているということでした。原因は不安定な気候からくる体の冷えや、新しい生活からの緊張やストレスなどが原因となり、自律神経の乱れを引き起こすようです。

 大人はそういうことってあるあると思いましたが、小学生はどうなのでしょう。保健室にやってくる子たちのデータがありますが、見ると来室者は確かに多いようです。なんとなくだるさを感じやってくる子もいるようです。

 新学期が始まり一か月。それなりに緊張したりストレスを抱えていたりするのでしょう。もうすぐゴールデンウイークですが、いいタイミングで息抜きができそうです。休みを利用してリフレッシュしましょう。私もそうします。

4月25日(火曜日)今日は草取りを行いました

 いつの間にか桜は終わり、新緑が目にまぶしい季節になってきました。学校の木々の若葉が日に日に色を濃くしていきます。同時に花壇や校庭の隅に生える雑草も目立つようになってきました。今朝は全校で草取りです。大きくなってしまう前に抜こうということで、児童総出で作業をしました。

 授業の関係で実質10分ぐらいしか作業時間は取れませんが、1年生も頑張りました。でも、見ていると草の間から顔を出す虫や花をつけた雑草に興味津々、草取りの手が止まることもしばしば。それもまたよしですね。

 高学年はさすがです。せっせせっせと草を抜いていました。短い時間でしたが結構はかどり、ごみ袋をいくつも運んでいました。

 あどけない1年生も5・6年たつとあのようにしっかりしてくるのでしょうね。がばっとつかんで草を抜いていた子も1年生の時は別のことに気を取られていたのかもしれません。発達段階の違う子どもが一緒になって学ぶところが学校ですが、その難しさを感じた草取りでした。

4月18日(火曜日)天気が目まぐるしく変わります

 おとといの日曜日は気温が上がり、一気に初夏を思わせる天気でした。昨日は夕方から雨模様。おまけに風も強く吹き、荒れぎみ。今朝は雨も風も止んで今は曇り空ですが、これから回復し、気温が上昇すると天気予報で言ってました。その通りの予感がします。目まぐるしく変わる天候に、そういえば春先ってこういう天気だったなあと、ここ何年かのことを思い出しました。また、去年同じ時期にあるマラソン大会に出て、晴れから雨、そして大嵐と天気の変化に翻弄されながら走った記憶がよみがえってきました。おまけに最後は気温が下がり、ゴール後寒い思いをしました。雪以外は全部あり、といった感じでした。

 これらの天気の変化は発達した低気圧や前線の通過に伴うものです。春はほのぼのとした雰囲気の反面、荒れる一面も持ち合わせています。ものごとすべからく陰と陽がある、ということでしょうか。

 学校が始まり一週間。教室を覗くとみんな落ち着いて勉強に取り組んでいます。先生の質問に張り切って手を上げ、元気よく答えています。すったもんだも聞きません。でもこの状態がずっと続くとは限りません。穏やかな春も低気圧や前線の通過で一気に荒れ模様になるのと同じように、学級もひとたび事が起これば落ち着きをなくしていきます。人間は環境に左右されますから、自分には関係ないと態度を決め込んでも少なからず影響を受けるものです。思わしくない状況にあるとき、天気は回復を待つしかありませんが、学級は早く回復させることができ、そればかりか一つ上を目指すことができます。集団の力です。教室で生活していればいろいろなことが起きます。いいことばかりではありません。いさかいも起きます。そんな時、集団が一定の方向を向いていると、雨降って地固まるになります。

 新しい学級がスタートしました。クラスがまとまり、組織化されるまではもう少し時間がかかると思いますが、問題解決力、自治力、自浄能力のある学級になってほしいものです。みんなで考え、みんなで取り組むことが大事です。

4月13日(木曜日)新学期が始まりました

 今年度もホームページ担当の教員にこのコーナーを作ってもらいました。思いついたことを書き留めていこうと思います。不定期ですが、一読していただければ幸いです。ただし、あくまでも独り言で、ぶつぶつつぶやいたり、ぼやいたりしているているだけですのであしからず。

 さて、学校は10日から新学期が始まりました。学校が始まって4日目、今朝もいつものように校門で子どもを迎えました。子どもたちは元気に挨拶をして通り過ぎていきます。いや、このところいつも以上に元気な感じがします。新しいクラス、新しい先生のもとで、新しい勉強が始まるということはよほどのことなのでしょうか。期待一杯で登校してきた子どもたちに私たち教師はしっかりと応えなければなりません。元気いっぱいの子どもたちを見ていて、強くそう思いました。

 10日は入学式もありました。桜が満開で、チューリップも咲いていて、春の定番が全部そろっているような日でした。桜は年によって開花が前後するので入学式の日に満開となるとは限りません。散りかけていたり、葉桜になっていたりする年の方が多い気がします。まして今年は暦の関係で入学式は10日。例年より2日遅いにも関わらず満開。この学年の子はある意味ついているのかも知れません。

 式の最中はみんなお行儀がよくて驚きました。緊張していたからかも知れませんが、いい子です。これからどう変わっていくか、これからが楽しみです。

 今日13日から授業公開懇談会が始まります。新学期の、初々しくてやる気十分で頑張っている様子を見ていただき、何かきっかけがあると子どもは変わることを実感してもらいましょう。新学期は最大の節目。変わるチャンスです。気持ちが変わると人は変わります。問題はこのようなよい変化が長く続くかどうかです。

お問い合わせ

中丸小学校
〒364-0002
埼玉県北本市宮内7-145
電話:048-591-2006
ファックス:048-591-2186